悩めよわがおつむ

法科大学院で学ぶ学生が日々の学習記録と些細な思いの節を綴るブログ

TKC模試結果

昨日8日にTKC模試の結果が発表されました。

事前準備は足りてなかったので、いい結果にはならないだろうと思っていましたが、案の定といったところです。

 

詳しい結果は後々発表したいと思います。悲惨な結果なので晒すの怖いですが笑

 

今回は、TKC模試を通じて感じたことと、添削の印象について書きたいと思います。

 

まず、結果の発表ですが、私の場合刑事系の答案が2つとも添削ミスとやらで詳細な結果が送られてきていません。

それ自体やや疑問の残るところではありますが、百歩譲るとして…

総合成績欄では刑事系科目の点数が0点と表記されているのが、かなり気に入りません。手前のミスで正しい結果が出せてないにもかかわらず、平然と0点表記をして送ってくるあたり神経を少し疑います。

添削ミスで点数が出ていないなら記載無しにしておけばいいものを、0点と表記される結果、総合順位も堂々のEランク評価となります。

これは受験者として、後々正しい添削結果が反映されて修正されるものだとしても、気持ちのいいものではないと思います。

特に、今年司法試験を受験する方は、もう本番まで30日程度しかないのですから、堂々とEランク扱いされることに、少なからず動揺を覚えるはずです。

正直言って、受験者に対するデリカシーを欠いていると思います。

1枚のペラペラな謝罪文を送ってこられても気の済む話じゃないので、次回以降なんとかして欲しいです。多分もう受験はしませんが。

 

次に、添削のコメントですが、たまに何書いてるのかわからないです。紙面の余白に書くコメントなので、文字が小さくなるのは仕方ないとしても、普通に読めない字があります。ちょっと困りました。

それから「OKです」「指摘できてます」と言ったあまり意味のないコメントだけで終わっている答案もありました。そういうことを書いて欲しいんじゃないんです。できてない点を指摘して欲しかったんです。

また、配点基準もややルーズに設定されているため、点数が与えられるかどうかが採点者の裁量に大きくよってしまうのもどうかと思いました。いい添削者に当たったらラッキー、悪い添削者なら残念。という話ではないと思います。4万円という高い受験料を支払っている以上、添削者の水準も一程度に保ってもらいたいです。

ちなみに、採点ミスとされた刑事系科目の答案は、丸しか書いてませんでした。コメントは一つもありません。(写真撮って晒そうかと思いましたが、やめます。)

 

こう考えると、以前受けた学内の模試ってかなり質のいいもんだったんだなあと痛感しました。

費用も半額だったし、コメントは懇切丁寧だったし…

TKCも問題の質はいいと思いましたが、4万円払って受験するメリットについてやや疑問を感じたのが今回の正直な印象でした。周りで受験した人から問題見せて貰えば足りる話のような気もします。

 

結論として、来年本番前に今回のようなことがあったら嫌なので、TKCは短答を除いてもう受験しないです。

母体数多いと聞いてたから選んだのに間違ったかなあ。LECか辰巳のが良かったか?

明日から新学期

4月も5日、桜も満開となりつつあるこの頃。

 

明日から新学期が始まります。

無事2年生から3年生へとクラスチェンジできたものの、明日から始まる新学期には不安が絶えません。

 

というのも、この春学期思うように勉強がはかどらなかったからです。

2月はエクスターンがあった。厳しい目で見れば色々言えることはあるがひとまずこれは仕方ないとして

3月はTKC以外の記憶がない。何かしたか?何もしていない。そもそもTKCもロクに準備もせずに受験する有様。

特に3月終わりは心にぽっかり穴が開いたような、そんな精神状況になってしまい、起きて寝るだけの生活を続けてしまった。

 

もうダラダラ過ごす歳でも、無計画に遊ぶ歳でもないのに。

ましてやもう来年に司法試験が迫ってる中、こんなんじゃ絶対だめだ。

 

春休みの過ごし方は本当に悔いが残ります。

ここから挽回するのは、並大抵ではありません。春休みほどまとまって勉強時間を確保できる機会はそうそうないからです。ここでついた差はそうそう縮まらない。

それでも縮めないと。なんとか踏ん張らないと。

ここで踏ん張れなかったら、多分来年まで転がり落ちていくと思う。

 

新学期目前にして正念場です。

簡単なことではないけど、自分にだけは負けちゃいけない。

みんながウキウキ新生活を迎える中、一人青ざめた顔で決死です。

TKC総括

TKCが終わって3日もたったこの頃ですが、ようやく総括をまとめたいと思います。

当時のことまだ覚えてるかなあ…

 

・会場

 まず、会場について。会場は司法試験4日間を過ごす場所であり、その拘束時間も長いことから、それなりの重要性を持ちます。

 最初に五反田。ここはダメです。1000人程度の受験者を丸ごとワンフロアに詰め込むという方法をとっているせいで、空調の周りが悪く、基本的に寒い。

 また、安価な長机とパイプ椅子を並べてあるだけなので、隣に座っている人がペンをガリガリ走らせるタイプの人(私はキツツキと呼びます)の場合、音と揺れで集中を害される可能性があります。

 五反田にあるという立地は相当程度評価されますが、駅から10分歩かなくてはならない点を考えると、そこまで大きな立地上のアドバンテージは持ってないと感じます。

 

 次に有明。アクセス方法は限定があるので、立地上相当程度時間がかかることを予測しなくてはなりません。もっとも、駅からすぐの場所にあるし、少なくとも都内在住者であれば五反田に比べてアクセスに困るということはないと思います。

 また、比較的新しく建てられた建物ということもあって、内部はそれなりに綺麗です。感覚としては、そこそこ綺麗な大学で受験さえてもらっているような感じです。机や椅子のクオリティもその程度あります。

 

結論としては、有明が良かったです!自分的には。

 

・論文

 今回は、前回に比べて全体的に書き上げた枚数が少ない。平均すると5枚少しだと思います。

 普段は6枚書き上げるということを目安にしているだけあって、それに満たない科目がいくつかあったのは気がかりです。

 原因としては、答案構成に時間割きすぎが一つ挙げられます。しかし、私は普段から答案構成20分くらいで終わるタイプなので、これは原因になっていないと思います。

 おそらく、こちらが原因だと思うのですが、あてはめで厚い論述ができていない。問題の中で、主論点を導き出した場合、その論点におけるあてはめは厚く丁寧に書くべきですが、いまいち厚くかけてなかった印象を受けます。拾える事実はたくさんあるのに、それに対する評価があっさりしすぎなのでしょうか。いずれにせよ、答案の返却を受けたら注意深く分析する必要があると思っています。

 

各科目についての反省点などは、返却を受けてから書きたいと思います。それでは

TKC1日目

始まりましたTKC

今年受験する方々のピリピリした雰囲気の中はじまった試験でした!

周りみんな司法試験用六法持ってきてたのに、私は平成25年度セレクト六法笑

意識低くてごめんなさい。

 

TKCの試験会場は本番の試験会場と同じ場所で行われるのですが、五反田TOC

全然好きじゃない!全く高揚感がない笑

大学受験の時とかは、志望校のキャンパスで受験することもあって高揚感を持ちながら試験にチャレンジできたけど、司法試験は無。

だだっ広い部屋に、安い長机とパイプ椅子並べて座らせる。ワンフロアに1000人。

試験中はゴリゴリと体力削られて、帰るときにはゾンビ状態。五反田の美味しいラーメン食べて帰るつもりだったけどそんな気力も湧かなかった。

 

さて、肝心の試験はどうだったかというと、ずっとお腹痛かった。。。

お腹痛くて全然集中できなくて、憲法の問題で教授の自由のところ、ずっと学問の自由って書いてた。

憲法終わりだわこれ。

 

明日がある意味正念場。気合い入れろ!!

TKC受けます

明後日から始まるTKCの全国模試受験いたします。

 

15日から19日まで5日間かけて行われるハードな脳みそマラソンです。

この模試は、今年司法試験を受験される方だとだいたい受験すると思いますので、受験者数の母体数はかなり大きなものになると思います。

そのため、この大きな母体数の中で自分がどの立ち位置にあるのかを知れるのはいいチャンスだと思っています。

しかも司法試験の模試ってだいたい3月しかやってないから、このタイミングを逃すと来年まで待たなきゃいけなくなる。それは辛い。故のチャレンジです。

 

しかし、受験申し込みに際してつくづく思うことは、受験料が高い。4万円。

採点して添削するという手間を考えるとこういう値段になるんだろうけど、それでもやっぱ高いなあと思う。

 

それと、模試は明後日から始まるわけですが、実をいうとあまり準備は芳しくありません。春休みは本腰入れて勉強するいいチャンスなはずなのに、なかなかできてないのです。(猛省)

しかも選択科目(経済法)はろくに答案書いたことがないから、不安要素が多い模試になりそうです。

 

まあ、それでも高いお金を出して受けるわけだから、何かしらの目標を持って頑張りたい。

 

目標

・途中答案出さない

・民事科目は平均55点以上を目指す

・B判定を目指す

以上

エクスターン終了

昨日で3週間のエクスターンが終わりました。3週間という日数は他のロースクールに比べてもかなり長い方だし、その長さ故に、春休み勉強が滞ることの心配もありました。

でも、終わった今振り返って思うことは、やってよかった。
私は自分の掲げた目標遂行のためならかなり攻撃的になる性分ですが、それを認めて評価してくれた先生、クライアントの方々などたくさんいらっしゃいました。それは大変喜ばしいことだったと思います。

私は法曹、特に弁護士という職業の中で、1つの専門性を徹底的に身につけて、その分野におけるフロントランナーたる地位を確固たるものにしたいと思っています。
それはこれまでに他の方にも話すことはありましたが、多くの返答はまず司法試験合格してからだねというものが大半でした。
納得はいかなかった。
司法試験の合格は一つのターニングポイントに過ぎないのであって、それ自体が目標じゃない。
合格した後ゆっくり自分の専門性を身につける?そんな時間あるわけがない。
激化しゆく弁護士業界に身を投じてかつ成功するには、弁護士+αの付加価値が極めて重要になるに決まってる。
その付加価値は英語でもあるし、システム開発等情報系の知識、バイオ、ロボット、色々ありうる。
ただその付加価値の有無が、今後弁護士となる者が淘汰されるか、淘汰する側となるかの分け目となると信じてます。

だからこそ、この自分の考えを話して受け止めてもらえた時は嬉しかった。
もっとも、私の考え方は人によって評価は割れると思います。合格しなければ始まらないのは確かですから。

まあどちらが正しいということもないんでしょうけど。

春の予感!

少しずつ暖かくなる今日この頃、春の予感を感じる毎日です。(鼻水)

外を出る時も、以前より防寒具を減らすことが多くなりました。(すぎ花粉)

ただやっぱり、この時期は電車が辛いですね。人の多い電車に乗ると、他の方のコートに付着した春の予感(ヒノキ花粉)をもろ直撃してしまうので、刺激に弱い自分は目と鼻から汁を垂れ流してしまいます。

 

さて、2月も終盤に差し掛かり、私のエクスターン生活も残り少なくなってきました。担当の先生以外の先生には中々最初は話しかけにくかったものの、懇親会後には気さくにお話しさせていただけるようには距離が近づきました。

それに合わせて法律相談に同席させていただくことも増え、記録を読みながら書面を起案する以外にもリアルタイムの体験ができて毎日が楽しいです。

 

しかし、この法律相談というものは何が起こるかわからないだけにかなり緊張します。エクスターン生は相談を受けてはいけないという鉄の掟があるために、口を開かないよう極力努力をするのですが、先生が席を外している間に「これってどういうことなんですか?」と聞かれることもままあります。

特に答えられそうな質問をされた時が一番悩ましく、答えない方がいいんだろうけど、こんなことも答えられないアホだと思われたら、それはそれで同席させてくれた先生に恥をかかせることになるよなあ…と思いつつ。

 

結局は、論点をそらすのが上手くなりました。

こういうことも考えると、やはり弁護士という仕事はコミュニケーションの仕事だなと思います。

 

ところで、最近思うこととして一つあるのが、エクスターン生も名刺作っておいた方がいいなということです。

私も最初は、誰も学生の名刺なんぞいらんだろうと思って作らなかったのですが、出先における名刺交換の場面で、自分からお返しする名刺がないと何ともぎこちないやり取りになることが少しありました。

特に、弁護士の集まる研究会に参加させていただいたような時が顕著で、名刺を渡してくれる相手方先生は、こちらが若手弁護士だと思って名刺を渡してくれることもあるので、名刺を受け取りつつ「まだ学生なので名刺ないんですぅ」なんて情けない返事をしないためにも一応作っておいた方がいいなと思います。

 

ああ、エクスターン中も勉強きちんとしないといけないと思いつつ全然できていない…

土日を休日として過ごしてしまう…これではいかん…今週こそ、エクスターンと勉強の両立を!!