悩めよわがおつむ

法科大学院で学ぶ学生が日々の学習記録と些細な思いの節を綴るブログ

民訴法百選第5版買いました

もう出版されてから若干の日にちが経ってますが、民訴法百選の新版を買いました。デザインはなんというか、大人のふりかけのパッケージみたいな印象を受けます。

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買ったのは17日だったのですが、わざわざブログに書くことないだろうと思って放置していました。

もっとも、放置したネタを掘り起こさないといけないくらいブログで書く話がないので、仕方なしと言ったところです。

 

今までは民訴法百選を持っておらず、周りからも引かれていましたが、これでやっと周りと同じラインに立てたと思います。

 

この民訴法百選は今の所読んでいて気になる点はありませんが、基本的に判例集としての百選は好きではありません。

1、事実と判旨が短い 2、解説が異様に長い 3、解説によってが不出来なものがある

この3点の理由があるからです。基本的に百選を利用している学生の中でも、解説をねちっこく読み込む人というのはあまり聞きませんし、実際不要とも思える記載が散見されるため、そういう意味では百選が判例を紹介する2Pのうち1P以上を解説に費やしているのは、特段メリットがないことになります。むしろその分事実と判旨の引用が短くなる分デメリットでしょうか。

 

ただ、民訴法に関しては、他に何かいい判例集があるのかと言われれば答えられないので、結局百選に落ち着きました。(他の科目は判例インデックス等色々使い分けてます)

これから少しずつ時間を使って百選の加工を行っていこうと思っています。こと百選についてはマーカー引くよりまとめることの方が重要です。具体的には判旨を通じて練り上げた規範を3行程度で百選の余白にメモしておきます。そうすることで復習の時にいちいち長ったらしく判例を確認する必要がなくなるのです。

 

それでは