悩めよわがおつむ

法科大学院で学ぶ学生が日々の学習記録と些細な思いの節を綴るブログ

模試の結果帰ってきました

先月の頭に4日間かけて受講した模試の結果が本日ようやく帰ってきました。

模試を終わった直後は実力が無い割にまあまあできたのでは無いかという思いと、やはり書くべきところを書ききれなかったことに対する反省がありました。

 

その反省を踏まえてこの1ヶ月間どれだけ実りある日々を過ごせたかと問われると難しいところですが、とにかく結果をレビューしたいと思います。

 

・総合得点

322点 上位33%

 

・公法系

憲法   60点 上位14%

行政法  23点 下位21%

・民事系

民法   60点 上位6%

商法   23点 下位17%

民訴法  51点 上位39%

・刑事系

刑法   66点 上位19%

刑訴法  39点 下位45%

 

なんと当初掲げた身の程しらずの目標一歩手前まで達成してしまいました。正直最初憲法の答案の点数見た時衝撃が走った覚えがあります。

でも、なんと言いますか、素直に喜べるかと言われると喜べません。なぜならあまりに悪目立ちする科目がいくつかあるからです。(行政法・商法・刑訴法)

基本的には自己評価として、得意科目なし、不得意科目なし、全科目点数が横一直線であると思っていただけに、ここまで科目ごとに波のある結果になると思いませんでした。

 

正直、60点を超える点数なんて出そうと思って出せるものではないので、3年生や修了生が大半の中、2年生で参加したことに対するお駄賃としてこんな点数になったのだと思います。刑法66点なんて取ったことありません。

次受けたらこうはいかないです。間違いなく。

そのため、点数がよかった科目は評価されたポイント(特に裁量点の入ったところ)をきっちり抑えていつでも描けるよう固めておく必要があると思います。

 

それ以上に、今回大打撃を受けた3科目について早急に対応がする必要があると思いました。行政法も商法も、そこまで苦手意識がなかったために大きなショックです。

まずは指摘されたところを丁寧に復習して、模試で指摘された知識理解の穴を埋める。次に網羅的に演習を繰り返してそれ以外の穴が無いか探る。探った後は判例と基本書に帰る。

とにかくこの作業を徹底したいと思います。

この模試は2月にもありますし、次の模試では選択科目も受験する予定なので悠長に時間を潰している余裕はありません。

 

そして今回思いの外いい結果が出てしまったために、次回へのハードルはかなり上がっています。もちろん今回よりいい結果を目指しますから、目標としては350点を視野にやっていきたいと思います。

もっとも、個人的には60点や70点の点数はいりません。(あって困りませんが)

それ以上に全科目満遍なく50点が取れるようになること、それができて初めて次のステップとして60点70点を目指す戦略が生まれてくるものと思います。まずは全科目基本知識を抑えて穴をなくしておかなければ、高得点を目指す戦略は諸刃の剣になりかねませんから。

 

こうやって自分に厳しくしなければ、すぐに怠けてしまう性分なので、ブログという形で残して常に自分への戒めにしたいと思います。

 

 

 

とはいえ、私はロースクールには補欠合格、つまり落ちこぼれからスタートしましたから、死に物狂いで駆け抜けたこの8ヶ月間が確かに評価されたのだと実感して、嬉しい思いがあるのは事実です。

法律の勉強は自分の学習がどこまで進んでいるのか知る機会が少なく、往々にして自分の現在の位置について不安になりがちです。かくいう私もそうでした。

そんな中で、このような模試を通じて自分の立ち位置を、そしてその立ち位置が確かな自分の進歩を示していることを、きちんと知ることができたのは本当によかったと思います。

 

それに、ここ最近誰かに褒められるということは全くありませんでしたので、答案の講評で書かれたお褒めの言葉や激励の言葉にこみ上げる思いはありました。やはり人の言葉が一番モチベーションになるのだと実感しました。応援してくれる人の気持ちは、たとえ面識がなかったとしても素直な喜びを隠せません。

丁寧に添削をしていただいた、採点者の方々にはお礼を申し上げたいです。

 

しかしまだまだここで止まれません。満足できません。

そのため、今日1日だけこれまでの勉強が評価されたことの喜びに浸って、明日からまた切り替えていきたいと思います。

やや支離滅裂なブログとなってしまいましたが、今日はここで